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神社への参拝

参拝とは

本来の「参拝」の意味

穢れを清めるための祓いの方法のひとつに、神社への参拝があります。
神社の参拝では、さまざまなかたちで幾度も祓いが行なわれますが、これは、神に自分の都合の良い頼み事をするものではなく、自分の穢れた考えを清め、今後清らかな心で人々のために生きようとする決意を強めるための行事であることを示すものです。

一般的には、新しい年が明けた後に「初詣」として神社に参拝する人が多いようですが、毎月、参拝に良い日(神様と通じやすい)とされている1日と15日にお参りをする熱心な人もいます。
参拝とは本来、定期的に決めた日に氏神をお参りし、罪や穢れを祓って清らかな状態で出直すためのものなのです。

正しい参拝のしかた

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参拝の作法

参拝のしかたには、正しい作法があります。
一般的には、以下のような手順で行なうのが正しいとされていますが、一部の神社では独自の作法があり、以下とは異なる場合もあるので注意してください。

【一般的な参拝の作法】

  • 1、鳥居をくぐる際、軽く会釈をする
  • 2、手水舎で身を清める
  • 3、神前に進む
  • 4、鈴を鳴らし、賽銭箱に賽銭を捧げる
  • 5、「二拝二拍手一拝」の拝礼を行なう
    • (1)頭を軽く二度下げる
    • (2)両手を大きく開いて二度拍手する
    • (3)頭を深く下げる
  • 6、会釈をして神前から下がる

※願い事がある場合は、二拍手をした後にお祈りします
※拍手は、左右の手のひらを少しずらして行なうようにします

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鳥居をくぐる際の作法

神社の入口には必ず鳥居があり、参拝はこの鳥居をくぐった時点から始まります。
複数の鳥居がある神社の場合には、最も外側にある鳥居(一の鳥居)をくぐって参道へと入っていくようにします。
また、鳥居の中に入る前には、帽子やコート、マフラーなどの防寒具は脱ぐのが礼儀です。

鳥居は、神のいる聖域と人間の生活の場を区別する重要な場所ですので、鳥居をくぐる際は神殿の方向に向かって会釈をし、気持ちを引き締めてから境内に足を踏み入れるようにしましょう。そして鳥居の内に入ったら、穢れのない清らかな気持ちを保つよう心がけてください。

禊(みそぎ)の正しい作法

鳥居をくぐったたあと、参拝者は参道の脇に設置されている手水舎(てみずや・ちょうずや)で身を清め、祓いを行ないます。
古来は、神社近くの川や湧き水などで手を清めていたのですが、時代とともにそうした自然がなくなってしまったため、代わりに境内に手水舎が置かれるようになりました。
伊勢神宮では、今でも参道を横切る五十鈴川にある手洗い場で身を清める風習が残っています。

手水舎では、まず柄杓を右手に持ち、水を左手にそそいで左手を清めます。
続いて、清めた左手に柄杓を持ち替えて、右手を清めます。
さらに、清めた右手で柄杓を持ち、左手の手のひらをすぼめて水を注ぎ、その水で口をすすいで口を清めます。
このようにして、手と口とを清めたら、最後に柄杓を立てて柄の部分に水を流し、元の位置に伏せて戻しましょう。

お祓いの作法

災いや厄を除いたり、人生の節目などにおいて祈願を行なう「お祓い」。
参拝者の願いを、神職が祝詞(のりと)として神前に奏上します。

お祓いを受けるために拝殿(または本殿)に上がる際は、軽く礼をします。そして、拝殿では心を静かにして姿勢を正し、神への敬意を表さなければなりません。

そして、神職が「掛まくも畏き伊邪那岐大神」に始まる祓詞(はらえことば)を唱え、続けてお祓いを行います。
お祓いでは、神職が祓い棒を参拝者の頭上で振り、魂を鎮める時が最も重要な部分となりますので、この時は特に頭を低くして心を平静に保つようにしてください。

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